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抗不安薬デパスとソラナックスの違いは?

薬の知識

こんにちは^^yamameです♪

薬局で働いていて、よく患者さんから質問の多い内容について記事にしていこうと思います。

自己紹介だけさせてください。yamameと言います^^

以前は大手チェーン薬局で全国様々な病院の門前薬局に数十年勤務していました。

数年前にブラックすぎて退社しました😫💦

まじで忙しすぎました😂

今は漢方薬局と調剤薬局を掛け持ちで、毎日バタバタ働いています。

 

薬局で働いていて

患者さんからの質問のほとんどは、薬の作用、副作用についてです。

皆さん飲んでいる薬の作用、副作用をとにかく気にされている印象です。

薬の事を知らないから、副作用が怖くて、飲むのも怖いという方も多いです。

 

自分の飲んでいるお薬の内容を知っていれば、見えない不安に怯えなくて済みます。

 

このブログで、お薬の作用や使い方など、先生に聞き難い内容、知りたい内容をお伝え

して、少しでも、薬を飲む事に不安を感じている方の助けになればなと思います^^

 

今回のテーマは

『デパス』と『ソラナックス』同じ抗不安薬の違いは何?

 

これは本当に薬剤師として働いていて、患者さんからよく聞かれる内容です。

飲んでいる方が多いお薬です。

『デパス』と『ソラナックス』の違い

デパスとソラナックスはどちらも『ベンゾジアゼピン系』という種類の抗不安薬です。

『ベンゾジアゼピン系』のお薬は

脳内にある睡眠を助けたり、精神を鎮めたり、不安を抑える作用のある部位を刺激するお薬です。

デパス

『抗不安作用』の他にも『筋弛緩作用』があります。

この筋弛緩作用とは筋肉を緩める作用の事です。

腰痛や肩こり、緊張から起こる頭痛にも使います。

 

1日0.5〜3mgを1日1〜3回に分けて飲む薬。

高齢者の場合は1日1.5mgまで。

作用時間は大体6時間以内。

ソラナックス

抗不安薬作用が強力なので、パニック障害の治療にも使います。

1日1.2mgを1日3回に分けて飲むお薬です。1日の最高量は2.4mgです。

持続時間は大体4時間。

高齢者の方は1日1.2mgを超えない様にしましょう。

 

パニック障害とは?

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった

パニック発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害

といいます。このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じる事があります。

 

ソラナックスの処方のされ方

このベンゾジアゼピン系の『ソラナックス』はお薬の効きが速いです。

パニック障害にはSSRI(セルトラリンやパキシル)系のお薬も使われています。

そのお薬との違いは、パニック障害の初期はこの『ベンゾジアゼピン系』のお薬を使います。

速効性が期待できるため、お薬の効果が出るのが速い為です。

初期を過ぎて、SSRI系が効いてくれば、徐々にベンゾジアゼピン系を減らしていきます。

違いは?

デパス:うつを伴う不安症状のある人、不眠、腰痛&頭痛

ソラナックス:パニック障害、不眠

作用にはメリットとデメリットがある

デパス、ソラナックス

メリット:不安や不眠によく効く  デメリット:日中の眠気出る

デパス

メリット:緊張型の痛みに効く   デメリット:足元がふらつく

※特にデパスには転倒のリスク、喉の筋肉が緩む事による誤嚥のリスクがあります。

高齢者へ使う場合には注意が必要です。

 

飲む時に注意する事

デパスやソラナックスは症状が出た時に服用する頓服として出される場合もあります。

眠れない場合に1錠飲むとか、不安になる時に1錠飲むとか。。

この場合あまり頻繁に使っていると依存を起こしやすくなります。

受診時に先生に伝える内容

頓服薬を・・・

『どんなタイミングで飲んでいるのか(外出時や寝る前など)』

『どれくらいの量を飲んでいるのか』

『どれくらい間隔を開けて飲んでいるのか』

『残っている薬はどれくらいか」

という使用状況を正確に伝える様にしましょう。

伝える事で先生の今後の治療方針にも適切に役立ちます。

どうして依存が起こるの?

原因の一つは、皮肉にも良く効くことにあります。

不安や眠れない時エチゾラムを服用すると、すぐに気が楽になったり、良く眠れるよう

になったりします。

速効性があるのですぐ効果も実感出来ます。

それはとても良いことなのですが、ずっと飲み続けているうちに、脳が薬に慣れて効果

が出にくくなる「耐性」が出来やすくなります。

飲み始めた時と同じ様に効果を実感したくなり、

薬の量を増やして飲んだり、服用する間隔が短くなったりします。

それでも効かなくなるともっと量を増やす…という風に、悪循環に陥ってしまうのです。

また医師側からしても、患者さんからの効果があったという声が得易い事や、

エチゾラムは、色々な症状に使える、とても「使い勝手の良い」お薬なので処方されやすく、漫然と投与される状況に陥ってしまいます。

この悪循環に陥らない為にも、飲む時に注意する事を医師に伝えるのが大切です。

まとめ

『デパス』は筋弛緩作用が強く、神経症的な不安や、腰痛、肩こり、頭痛に使います。
『ソラナックス』は抗不安作用が強く、『パニック障害』に使います。
頓服薬として服用する際は、使用状況を正確に伝える事が大切です。

 

飲むことを怖がらずに、知識をつける事で上手くお薬とも付き合っていきましょう^^

 

ちなみに治療の最終目標は、『薬無しでも問題なく生活できる』です。

これを達成する為にも、受診時に『飲む時に注意する事』の項目を正確に主治医に伝える様にしましょう。

少しでも、薬を飲まない健康的な生活ができる様に、積極的に健康の知識や薬の知識をつけていきましょう♪

この記事が皆さんの役に立てたら嬉しいです^^

 

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